天音にお前がいる――それ自体が、奇跡に思える。
「金色のコルダ」シリーズ10周年記念作品第4弾。
今作では、2010年に発売し好評を博したPSP(R)/PlayStation(R)2用恋愛・育成シミュレーションゲーム『金色のコルダ3』と
同じ年の夏を舞台に、「もし、主人公がゲーム中に登場するライバル校・横浜天音学園高校の生徒だったら…」という
IFストーリーが描かれる。
冷徹な「天音学園高校」室内楽部部長の冥加玲士、神秘的で浮世離れした雰囲気の美少年の天宮 静、健気で気弱なおとなしい
少年の七海宗介に加え、『金色のコルダ3』にてサブキャラクターとして登場した氷渡貴史が、初めて攻略対象として登場する。
また、『金色のコルダ3』では主人公の幼馴染として星奏学院に転入した如月響也が、今回は主人公とともに天音学園に転入する。
新たな恋の舞台で起こるこの5人とのドキドキのラブロマンスが、フルボイスでたっぷりと楽しめる。
【プロローグ】
幼なじみの律が故郷を離れ、横浜の星奏学院に進学してから2年。
平凡な日常を送る主人公と響也の元に、一通の手紙が届く。
それは、律が進学した星奏学院と同じ横浜にあるという「横浜天音学園」への入学案内だった。
かすかに残る金色の弦の少年の記憶と、胸に沸き起こる焦燥感。
主人公は横浜天音学園に転入することを決意し、響也もまた主人公に引きずられるように横浜に行くことになる。
横浜元町にそびえたつ天音学園は、ガラスに覆われた冷たい外観で他者を拒絶するかのようだ。
おびえながらも理事長室に入った主人公と響也を待ち受けていたのは、「学園の支配者」と呼ばれる冥加玲士だった。
あろうことか、冥加は主人公と響也のヴァイオリンを聞くと、その場で退学を勧告する――。
「美しい音楽を奏でる才」(マエストロフィールド)と引き換えに、何かを失った者たちが集うこの天上の楽園で、
今、運命の歯車が回り始める。
【美麗なキャラクターデザインと豪華声優陣!】
キャラクターたちのデザインを担当しているのは、これまでのシリーズ同様、人気の女性漫画家・呉 由姫(くれ ゆき)氏。
美麗なイラストで「金色のコルダ3」シリーズの世界を華やかに彩る。
また、声優陣は、日野 聡氏、宮野真守氏、増田ゆき氏、三浦祥朗氏、福山 潤氏など、豪華声優陣がひきつづき参加。
プレイヤーをドラマティックで切ない恋物語へといざなう。
【プロローグ】
目が覚めると、そこは見知らぬバスの中だった――。
手にしているのは、ヴァイオリンケースだけ。
どうしてここにいるのかもわからない。
戸惑う主人公に声をかけてきたのは、ニアと名乗る美しい少女だった。
「君も『函館天音学園』に行くんだろう?」
校内で出会ったトーノという青年の言うには、
この函館天音学園には妖精たちが住むという。
主人公、ニア、ソラ、トーノの4人は、 数奇な運命に導かれるように、理事長が所有する横浜の洋館で
妖精たちの起こす奇跡の源となる「ブラボーポイント」を集める生活を始めることになる。
それは夢と現実の狭間の物語。
蜃気楼のように儚い、もうひとつの夏が始まる。
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